散歩で排泄できない!犬に外で排泄させる方法とは
家の中での排泄はペットシーツ。ペットシーツでしかトイレをしない。そんな犬の中に散歩時におしっこもウンチもしない・出来ない犬がいます。
トイレしない理由と対策方法を少しですが紹介します。
散歩時に何故トイレをしないのか
おしっことウンチはペットシーツ!というのをしっかり覚えている犬の中に、散歩に行っても排泄せず帰ってきてしまう子がいます。
飼い主としては散歩の時だけ、おしっこやウンチをして欲しいと思っている方もいらっしゃるかと思います。
なぜ散歩のときに排泄をしないのでしょうか?
考えられる理由は
・アスファルトなど道が舗装されている
・飼い主の見ている前でおしっこやウンチをしたくない
・ペットシーツがない
・おしっこやウンチが出ない
・はしゃいで排泄どころではない
こんなところでしょうか。
今までの経験上、犬は舗装された道路より土や草むらの方が排泄しやすいです。ですので、可能であれば散歩コースの一部で良いので舗装されていない場所を歩いてみましょう。
犬がトイレの失敗をしたときに、もの凄く怒ってしまった事があった場合は排泄=怒られる行為と誤認している可能性もあります。そんな犬は飼い主の前で排泄をすることを嫌がりますので、あまり犬を見ないようにしましょう。
ペットシーツをしっかり覚えてしまっているが故、ペットシーツがないとおしっこやウンチをしないというコダワリを持ってしまっている犬がこうなります。ペットシーツがないと排泄しないからと、散歩にペットシーツ持参で行く飼い主さんがいますが、どうなんでしょうか。それをすると、ずっとペットシーツでしか排泄をしないのではないのでは・・・。
散歩に行く前に家でおしっこやウンチをしてしまい、散歩の時には何も出ないということもありますよね。
散歩が楽しくてテンションが上がり、おしっこやウンチに意識が行かない場合もあります。これは、まず散歩に馴れて落ち着いて歩けるようになるのが先決です。
散歩の時に排泄するようになるのか
毎日、朝と夕に散歩をしていれば、そのうち散歩の時に排泄をちゃんとするようになります。
もしおしっこやウンチを散歩の時に出来た時は、しっかり褒めてあげて下さいね。
まずはおしっこから
散歩の時に排泄するクセを付けるのは、まずおしっこからの方が教えやすいです。
家でおしっこをする前に散歩に行きましょう。もう少しで、おしっこをしたくなるなぁという頃合いで外に連れ出します。
わざとトイレを設置してないトイレで遊ばせたり、トイレトレーニングの時みたいにクレートに入れて置いて、おしっこをしたい時間になったら散歩に出かけます。おしっこを上手に出来たら、しっかり大げさに褒めてあげてください。
「散歩の時だけ」に無理にしなくてもいいのでは?
散歩の時だけトイレが習慣となっていると、ペットシーツは買わなくてはいいし排泄物の臭いが家の中にこもる事もないので良いですよね。
でも散歩が出来ないときはどうするのでしょう。雨が激しく降っていたり、仕事が忙しくてお散歩に行けないとき、散歩でしか排泄しない・できない犬は我慢することになります。そして我慢にも限界がやってくる。
どんなに雨が激しくても・どんなに疲れていても犬が散歩に連れて行ってと要求してきたら、行かなきゃと行くことになりますよね。それが苦にならない方なら良いのですが、犬にはストレスがかからないのでいいのかもしれませんが、飼い主にはストレスになってきます。
家でも外でも
無理に散歩の時だけ!と限定せず、家の中でもトイレができる状態の方が良いのではないでしょうか。
そうすれば、犬はおしっこしたい・ウンチしたいから散歩に連れて行けと騒ぐこともなく、飼い主も都合の良い時間に散歩が出来るようになります。
犬と過ごす日常を、なるべくお互いがストレスを感じないようにすることも大切ですよ。
散歩の時間を決めない
先にも書きましたが、散歩の時間は固定しない方がいいです。あと、決まったルーティンの中に組み込むことも避けましょう。
決まった時間に散歩に行くと、その時間が近くなったり決まった時間になったりすると犬は散歩に連れてけコールを始めます。洗濯物を干し終わったら散歩という決まった行動をしてしまうと、洗濯物が終わったのを見計らって犬は散歩散歩と騒ぎ始めます。
犬の意思表示は吠えることが主となるので、(正確には無駄吠えにはならないのですが)「無駄吠え」させてしまうことになり、飼い主から叱られることにも繋がります。
もし、決まった時間・決まった行動の後に散歩に行けない事態になったときに犬は散歩に行けないストレスを抱えます。
散歩の時間を決めない・決まった行動の後に散歩しない
犬の為にも時間や決まった行動の後などの散歩はしないことをオススメします。今日は暑いから朝早めに夕方は遅めにとか時間を固定しないようにしましょう。掃除をしたら散歩・ごはんを食べたら散歩など決めず、散歩してから掃除など行動を決めず散歩に出るようにします。
そうすることによって、犬は時間だけどいつ連れて行ってくれるんだろうと不安になることなく、待ってればいつか連れて行って貰えると眠ったり遊んだりとリラックスした状態で待つことができるのです。
まとめ
散歩で排泄させたいと必死になる散歩より、犬も人もリラックスして散歩タイムを楽しみたいですよね。
いつか散歩でおしっこやウンチしてくれるようになればいいな・・・ぐらいで考えた方がストレスも感じず、犬との生活を楽しめるのではないでしょうか。